相続手続の書類 超基本


 
相続の手続きで基本中の基本・超基本のことと言えば、書類集めです。ありとあらゆる相続手続きでも、書類集めを避けて通ることは不可能です。
そこで相続の手続きにおいて、集めておきたい書類について取り上げます。

まずは、亡くなった人の身分や住所を証明する書類です。相続手続きを進める上で、何処の何という人が亡くなったのかを把握しなければいけません。亡くなった人の身分を証明する書類は、どの手続きでも必要となります。早い目に準備をしておいて下さい。
揃えておきたい書類としては、死亡記載のある戸籍謄本です。また住民票の除票・戸籍の附票も用意しておきましょう。住民票の除票は最期の住所地を管轄する役所で、請求できます。

そして忘れてはならないのが、遺言書です。生前に遺言書について聞いているのなら準備に手間はかからないとおもいますが、聞いていなかったとしても徹底的に探して下さい。探しきらず遺言書がないまま相続の手続きを進めた場合、後で遺言書が見つかったら最初から手続きのやり直しです。
しかし、必ずしも遺言書が用意されているとは限りません。不慮の事故で亡くなれば、遺言書を準備している暇もなかったでしょう。病気で長い間入院していた方でも、遺言書をのこしていると断言できません。何処を探しても遺言書が本当にない場合は、何処の誰が相続人になっているのかがわかる書類が必要です。相続人が誰になっているのかを示す書類としては、被相続人が生まれた頃から死亡時まで全ての戸籍謄本が必要です。また間違いなく相続人であると証明するために、相続人全員の印鑑証明も用意しておきましょう。

ただ最近は日本国内ではなく、海外で住んでいる相続人もいらっしゃるかとおもいます。海外に住んでいる相続人の場合は、領事館にて手続きを進めることになります。
海外在住の相続人が用意すべき書類としては、サイン証明です。サイン証明は日本で言うところの、印鑑証明書にあたります。国にもよりますが、海外は判子を使う習慣はありません。判子の代わりとなるのが、サインです。また在留証明書も、相続手続きの際には必要になります。日本で言うところの住所を証明する書類です。

海外に相続人がいると、日本とのやり取りになるので相続手続きは時間がかかります。ただ今はネットの発達により、地球の裏側に住んでいる人とでも連絡が取り合えるようになりました。
何処の国に住んでいても、相続の手続きを進める上では相続人同士の話し合いが基本中の基本になります。