相続の手続きはいつから始めれば良いのか?

相続の手続きは、いつから始めれば良いのでしょうか。
理想を言えばなるべく早くとりかかって欲しい所ですが、現実的に考えて難しいかと思います。
気持ち的にも整理がつかない中で、「相続の手続きは早い目に」と急かすのは酷な話です。
しかし何年も経ってから相続の手続きをするのも、考えものです。
特別な事情があれば話は変わりますが、急いで手続きする必要はありません。
ポイントは法律と虹の国です。

法律上、相続の手続きには期限があります。
熟慮期間に3ヶ月・準確定申告に4ヶ月・相続税の申告期限に10ヶ月・遺留分減殺請求の期限に1年と、定められています。
法律で決められている以上は、必ず守らなければいけません。
しかし法律を守ることはもちろん重要ですが、虹の国の事情も考慮しておくべきです。
残された人だけでなく、虹の国へ旅立った人のためにも無視はできません。

こればかりは宗教にもよるので、日本に多い仏教を例に挙げて話を進めましょう。
人は虹の国に旅立てば、7日ごとに裁判を受けることになります。
生きている間に悪いことをしたのか、良いことをしたのかを見極めるためです。
そして裁判を経て、49日後に新しい世界へと生まれ変わります。

法事は、親戚一同が集まる日でもあります。
相続の手続きを進めるには、法事は絶好の機会と言えるでしょう。
しかし「法事に相続の手続きを進めなさい」と、促している訳ではありません。
大切な人を偲ぶ場で、お金の話を持ち出すのは気分的にも良い気はしないでしょう。
相続は一度こじれてしまうと、親類親戚の縁を壊してしまう恐れがあります。
法事の日に家族が分裂したとなれば、虹の国に旅立った方も浮かばれません。

では、いつから相続の手続きを進めば良いのでしょうか。
結論から言えば、「大切な人が虹の国に落ち着いた時」です。
大切な人が虹の国に落ち着いた時、残された人も落ち着いているかと思います。
相続の手続きは、落ち着いてから行っても遅くはありません。