相続手続きの流れ

相続の手続は、どういう流れで行われるのでしょうか。
さすがに1つ1つの流れを事細かく述べると、きりがありません。
そこで相続手続きの、基本的な流れを紹介します。
相続の手続の流れはその時の状況によって大きく変わるので、あくまでも参考程度としてとどめておいて下さい。

まず被相続人の死亡届を提出し、健康保険の手続きを済ませます。
次に世帯主変更を行い、年金・公共料金の変更・解約も行います。
そして遺言書を確認し、相続人となる人物を調査します。
もし被相続人に借金などがあれば、相続放棄の手続きもしておきましょう。
相続人が全員揃ったら、どの相続財産を誰に分配するのかを話し合います。
話し合いに決着が着いたら、遺産分割協議書の作成に入ります。
それから、各種手続きへと移ります。

相続の手続を進める上で、重要なことはどんな相続財産があるのかです。
相続財産の把握がしっかりできていれば、数多くの手続きも驚くほどスムーズに進みます。
ではどのようにして、相続財産を調査すれば良いのでしょうか。

まずは、被相続人が住んでいた住居を捜索します。
金庫やタンスはもちろん、棚や仏壇の中も探しましょう。
特に年齢を重ねている人になると、仏壇の中に重要な財産を保管している場合があります。
また銀行などの通帳も、大きな手がかりになります。
今ある財産だけでなく、お金の入出金記録から借金があるかどうかも分かります。
もちろん自宅だけでなく、時には役所にまで赴く必要もあります。
「そこまでしなくても」と思われるかもしれませんが、徹底的に財産を洗い出さなければならないのです。

相続財産が全て分かれば、相続人全員でどう財産を取り扱うかを話し合います。
話し合いに決着がつかなれば、遺産分割調停に入ります。
早い話が裁判で決着する訳ですが、大仰なものではないので大丈夫です。
財産分与に決着がつければ、10ヶ月以内に相続税の申告を行います。
以上が、大まかな相続手続きの流れです。